安心院町グリーンツーリズム研究会とはAbout us

農泊の定義

「農泊」 言葉の歴史
平成 8年(1996年) 9月     第1回実験的農泊の挙行
平成15年(2003年)10月     農村民泊の略である「農泊」の商標登録を取得
平成28年(2016年) 1月20日 農林水産省へ「民泊」ではなく「農泊」への変更を提案し、使用許可しました。
 
 農泊とは農村民泊の略であり、グリーンツーリズムの中心を成すものである。都市等の人々が農家及び民家に泊まり体験や食事を通じ「心の交流」を深め、人が人を呼び、農産物の直売等を含む各産業を循環させる新しい経済流通の源となっている。
 農村で暮らす1軒1軒の足腰を強くすることを原点とし、主役は女性である。
(農山漁村を総称して農村と表している)
 
(近年において、インバウンド等の動きもあるが、学生等の情緒教育への影響は大とされ、教育旅行は日本のグリーンツーリズムを支えている。)
 
 
グリーンツーリズム発祥の地
NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会
 
GTの図式

グリーンツーリズムの3つの綱領

    1. 都市との交流により、町の基幹産業である農業を守り育て、
       発想を変え新しい連携の下、
       経済的活性化により農村の1軒1軒の足腰を強くする運動である。

    2. 農村の環境・景観を保全し、ゴミのない町づくりを原点とする。
    
    3. 農村の社会的、経済的向上を目指す。

安心院町におけるグリーンツーリズムの理念

 グリーンツーリズムとは、地域に生きる一人一人が農村での日頃の生活を楽しく送る中で、
外からのお客を温かく迎え入れることのできる《豊かに輝く農村》を目指した、新しい農村経営を求める運動である。

 グリーンツーリズムとは、都市(消費者)と農村(生産者)のこびることのない心の通った対等な交流を通じ、
「知縁(情報で結ばれた親類)関係」となり、共生の道を探すものである。

 グリーンツーリズムとは、村における連帯意識を生活を通し景観から産業まで一体的とりくみを
職業的かつ年代的垣根を越えた連携を図る中に行うことにより、地域経済の発展と町全体の活性化を目指すものである。

 グリーンツーリズムとは、閉ざされた農村社会の過去のイメージを払拭し、
農村婦人の地位と意識の向上ならびに自立を図り、男女共同にして成り立つ「ムラづくり」と魅力的家族関係を作る運動である。

 グリーンツーリズムの根付いた農村には、恵みに豊かな自然環境が大切に守られていて、
その中で生きる人々の自信に満ちた笑顔がある。
 それを求め、心のせんたくのために足繁く訪れる旅人により町の品位は高まり、経済も潤すことができるものである。

 グリーンツーリズムの普及により町が息づけば、次世代を担う子供たちに明るい夢を与え、誇りを持つことができる。

大分県における農村民泊に関する規制緩和について

  安心院町グリーンツーリズム研究会は1996年に発足し、「農村民泊」に全国で初めて取り組み、都市と農村が交流するグリーンツ
ーリズムの先駆けとして注目を集めてきました。
町内で開催される恒例イベントの「ワイン祭り」に来たお客様に、B&B(朝食とベッド)を提供し始めたことが、「会員制農泊」のはじまりと
されます。 しかし、来客数が増加するにつれ、行政側で「旅館業法、食品衛生法に抵触するのではないか」という問題が浮上してきました。 そして、大分県により平成14年3月28日「グリーンツーリズムにおける農家等民宿に係る旅館業法及び食品衛生法上の取扱につ
いて」が発出されました。いわゆるグリーンツーリズム通知です。
小さな町が県を動かし、さらに翌年には国の旅館業法施行規則にも盛り込まれるようになりました。
グリーンツーリズム通知については下記をご参照ください。  


  go1 グリーンツーリズム通知(全文)
 

   go1 県独自の許可方針を打ち出した背景について


  go1 農家民宿に係る旅館業法及び食品衛生法の取扱いについて